クラブキャンバス

コラムColumn

2026.02.03更新

【連載コラム Vol.3】 これから、どんな未来を描いているのか

クラブキャンバスを紹介する全3回のコラム。今回は3回目です。

 

第1回では「クラブキャンバスが生まれた背景」を、

第2回では「クラブ運営や環境を支える具体的なアクション」をお話ししました。

 

最後にお伝えしたいのは、

「地域クラブ × 地域経済 × 雇用」 の新しい地域クラブの在り方 ―

クラブキャンバスが見据えている 「少し先の未来」 についてです。

  


地域クラブ活動の 「その先」 は、どこにある?

突然ですが、皆さんに質問です。

 

学校活動の 「その先」 が ”就職” なら、 地域クラブ活動の 「その先」 は、何でしょう?

私たちは、この 「その先」 が設計されていないことこそが、 地域クラブ活動をめぐるさまざま課題の本質だと考えています。

地域クラブ活動の 「その先」って 何ですか?.png

 

私たちは、学校活動を 「ブカツ軸」 地域クラブ活動を 「クラブ軸」 と定義しました。

ブカツ軸と同じように、クラブ軸にも 「その先」 を作っていくことがクラブキャンバスの使命です。

 

 ブカツ軸とクラブ軸.png

 

短期的な視点長期的な視点 に」

閉じた価値観開けた価値観 に」

一つの評価軸多様な評価軸 に」

 

私たちは、 「その先」 が社会の中で作られた状態を、 “履歴書”にクラブ活動歴が書ける社会」 と言い表しています。

 


「思い出」 だけで終わらせない。 「履歴書」 に書ける活動へ

スポーツや文化活動に打ち込む日々。

そこで子どもたちが身につけているのは、単に競技スキルだけではありません。

 

  • 困難を解決する 「思考力」や「行動力

  • チームで協力する 「コミュニケーション能力

  • 自ら考え動く 「主体性

 

これらは、社会で働く上で重要な 「非認知能力」 そのものです。

しかし現状は、こうした地域クラブ活動の経験が見過ごされ、培った力が正しく評価される仕組みが整っていません。

 

図2.png

なぜ学歴だけが書かれて、クラブ歴は書かれないのでしょうか?

 

クラブ活動を通じて培った能力を、地域の企業が正しく認識できる。

この仕組みが実現できれば、クラブ活動は 「未来への新しい道すじ(キャリア)」 へと進化します。

 

そして、それは 「子どもたちにとっての新しい道すじ」 であると同時に、 「地域クラブにとってのお金の入り口」 を作ることでもあります。

 


「善意」 を守るために、 「経済」 とつなぐ

「履歴書にクラブ活動歴が書ける社会」 を実現するために、押さえておきたい大事な考え方があります。

それは、地域クラブ活動をめぐる 「お金」 に対する考え方です。

 

これまで、地域クラブの多くは、誰かの 「善意(無償ボランティア)」 によって支えられてきました。

私たちは、その歴史と情熱を持って指導してこられた方々を、心から尊敬しています。

 

しかし、誰かの善意がその場限りで「消費」されてしまうのはもったいない。

いつも熱心に指導している “あなた” のエネルギーが途絶えてしまったら...

 

だから、私たちは考えました。

「誰かの善意を守り続けるために、地域にあふれる “善意” という価値を、“お金” という器に乗せて、次の誰かへ手渡す仕組み が必要だ」 と。

 

地域クラブ活動が “善意” に溢れているからこそ、 “お金” という便利な道具が必要 です。

 

 図1.png

 

私たちが描く「地域クラブ × 地域経済 の新しい社会システム」

  1. 企業が参加する(採用投資) 地域企業の支援を、「寄付」ではなく「未来の人材への投資」と捉え直します。

  2. クラブが潤う(環境整備) 企業からの支援がクラブに還元されることで、指導者の負担が減り、より良い環境で子どもたちを育てられます。

  3. 地域が豊かになる(雇用・定着) クラブで育った魅力的な人材が、地元の企業で、地元の人々のために活躍する。

 

「地域クラブ × 地域経済 × 雇用」 この3つをつなぎ合わせた、地域社会の新しい人材循環システム。

今後クラブキャンバスでは、クラブ活動の経験を 「見える化」 し、地域企業や社会とつなぐ取り組みを、少しずつ形にしていく予定です。

 

サッカー少年.png

地域クラブって、可能性に満ちてる⭐

 


一緒に、この仕組みを育ててください

この取り組みは、特定の団体だけで実現できるものではありません。

地域クラブの皆さま、保護者の皆さま、そして地域の企業の皆さま。

 

一人でも多くの方に関わっていただくことで、この 「点」 は 「線」 になり、やがて島根全体を支える大きな 「面 (キャンバス) 」 になります。

 

「島根で育ってよかった」 「島根のクラブには、未来がある」

 

そう胸を張って言える未来を目指して。

クラブキャンバスは、これからも地域の皆さまと共に走り続けます。

 

全3回にわたる、クラブキャンバスの紹介にお付き合いいただきありがとうございました。

これからも、コラムを通じて、定期的に活動を紹介していきます。

 


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